ごみの処理の流れ(3)熱回収・排ガス処理
溶融炉は全連続運転で高温状態を保つと共に、石灰石が有害成分を中和するため、ダイオキシン類が元来発生しにくいシステムです。さらに後段の独立型燃焼室での最適な燃焼制御や、ろ過式集じん器、触媒反応塔の設置など万全の環境対策を行っています。
蒸気ボイラー
燃焼室から送られた高温ガスの熱エネルギーはボイラーで回収され、高温高圧の蒸気を作り、タービン発電機に送られます。
発電機
ボイラーから送られた蒸気でタービンを回転させ発電します。
集じん器
排ガスの中に消石灰を混ぜて硫黄酸化物(SOx)と塩化水素(HCl)を無害化し、フィルターを通すことによりばいじんと一緒に取り除きます。
触媒反応塔
- 排ガスの中にアンモニアガスを混ぜて、触媒層を通すことによって窒素酸化物(NOx)を無害な窒素と水に分解します。
- ダイオキシンもここで分解されます。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市環境部 総合環境センター
〒019-2614 秋田市河辺豊成字虚空蔵大台滝1-1
電話:018-839-4816 ファクス:018-839-2236
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。