エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

秋田市大森山動物園 あきぎんオモリンの森

  • 文字サイズ・配色の変更
  • Foreign language
  • 日本語
  • English
  • 简体中文
  • 繁體中文
  • 한국어

  • 窓口案内
  • くらしの情報
  • 観光・イベント
  • 施設案内
  • 事業者情報
  • 市政情報

現在の位置:  トップページ > 秋田市大森山動物園 > 各種情報 > ゼニタナゴ保全活動


ここから本文です。

ゼニタナゴ保全活動

このページの情報をX(旧Twitter)でポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます

ページ番号1003816  更新日 平成30年6月19日

印刷大きな文字で印刷

園内にある塩曳潟には絶滅危惧種「ゼニタナゴ」が生息しています。
大森山動物園ではゼニタナゴを守るべく、保全活動をしています。その紹介ページです。

ゼニタナゴについて

大森山動物園では、園内の塩曳潟(しおひきがた)に生息する日本固有の希少淡水魚「ゼニタナゴ」を保護する活動を市民の皆さんと一緒に進めています。秋田の自然環境について考えながら、ゼニタナゴを守る輪を広げ、ゼニタナゴ保護の重要性を全国にアピールしたいと考えております。

ゼニタナゴとは

大森山動物園の塩曳潟に生息するゼニタナゴは今や絶滅の危機に瀕している、大変貴重な淡水魚です。

写真:ゼニタナゴ

ゼニタナゴは大きくなると7~9センチほどになるタナゴ亜科の淡水魚です。日本にしか生息せず、肌のようにきめ細かいウロコが特徴で、二枚貝の中に秋に産卵するという、興味深い産卵生態を示します。
世界におけるタナゴ亜科魚類を考える上できわめて貴重な種となっております。かつては本州にも天然分布していましたが、急速にその姿を消し、多くの県で絶滅しました。

2005年時点で生息が確実に認められるのは福島県、宮城県、岩手県、そして秋田県となっています。しかも生息が確認されている場所の面積はきわめて狭く、その存在基盤はたいへん弱い状態となっております。

ゼニタナゴの保全活動普及チラシを作成しました!

  • 守ろう秋田のゼニタナゴ (PDF 2.4MB)新しいウィンドウで開きます

これまでの調査一覧

これまで、ゼニタナゴの生息を確認して以来、さまざまな調査を行ってきました。そしてゼニタナゴ保全の重要な要として、ボランティアさんと一緒に18年10月に園内の塩曳潟の側に繁殖池をつくりました。完成した池にゼニタナゴを放池し、タナゴが産卵するために必要なドブガイ(二枚貝)の移植などを行い、その後もさまざまな調査を行っております。また、ゼニタナゴの繁殖を増加させるために、アメリカザリガニの駆除捕獲も継続しています。

ドブガイについて

淡水に生息する二枚貝。ゼニタナゴはドブガイなどの二枚貝に卵を産み付ける。そのためゼニタナゴ繁殖には、ドブガイ自体の繁殖も必要となる。

写真:ドブガイ

アメリカザリガニについて

北アメリカ原産の外来種のザリガニ。日本では北海道を除く各地に分布し、塩曳潟にも多数生息している。アメリカザリガニは上記のドブガイの稚貝を食べるため、ゼニタナゴの繁殖を阻害する一因となっている。

写真:アメリカザリガニ

平成17年度まで

2001年10月

塩曳潟の水生生物の第1回目調査

シナイモツゴなど発見

2004年9月、10月

塩曳潟の水生生物調査

シナイモツゴ、ゼニタナゴの生息を確認

2005年6月

塩曳潟の水生生物調査

シナイモツゴの産卵確認、ゼニタナゴの繁殖は確認できず

2005年8月、9月

植生と水生動物を含む動物調査

平成18年度

2006年8月

植生と水生動物を含む動物調査

ゼニタナゴ生息を確認、ドブガイ採取

2006年10月14日

繁殖池完成

ゼニタナゴの放池、ドブガイの移植。ゼニタナゴの産卵確認

写真:繁殖池周辺の整備

画像:繁殖池の整備


10月1日繁殖池の予定地を整備し、池の工事が完了しました。

写真:ゼニタナゴの様子

写真:ドブガイ内に確認


ドブガイの中にゼニタナゴの卵を確認。

写真:ドブガイの移植

写真:池に


ゼニタナゴの産卵に必要なドブガイを池に移植、ゼニタナゴを池に移して作業終了

2006年11月12日

移植したドブガイへの産卵状況調査

ゼニタナゴの生存確認、ドブガイへの産卵は確認できず

平成19年度

2007年5月20日

池内状況調査、水漏れ箇所対策

ゼニタナゴ成魚の生存確認(以前10匹放魚したうち7匹生存確認)
ドブガイの生存確認。中身確認(二つに遊出前の仔魚確認)

写真:修繕

写真:ドブガイ内


池の水を抜き、水漏れ箇所を修繕。ドブガイ内に遊出前の仔魚を確認

2007年6月18日

塩曳潟のゼニタナゴ稚魚調査

塩曳潟より282匹の稚魚を採り池へ放す

写真:稚魚
ゼニタナゴの稚魚。
2007年10月13日

池内状況調査

6月に池へ放した稚魚の約半数の生息を確認。
またドブガイの繁殖も確認。ドブガイ10個に卵の生み付けを確認。

2007年10月28日

池のゼニタナゴの放流

池内のゼニタナゴ100匹にマーキングをし、塩曳潟に放流

写真:マーキング中

写真:マーキングされたゼニタナゴ


池内のゼニタナゴを捕獲し専用の液体を使ってマーキング。

写真:放流
マーキングした100匹を塩曳潟に放流。

平成20年度

2008年6月14日

稚魚の調査

稚魚(池内)約500匹確認 (塩曳潟)14匹確認
成魚(池内)11匹確認

2008年6月29日

ゼニタナゴシンポジウムinミルヴェを開催。

ゼニタナゴシンポジウムinミルヴェ

平成20年6月29日に、ゼニタナゴ保全についてのシンポジウムを園内ミルヴェ館にて開催しました。以下のとおり、専門家の方々にご参加いただき、有意義なお話を伺うことができました。また、ゼニタナゴの産卵シーンなど、貴重な映像も見せていただきました。

基調講演

基調講演1「ゼニタナゴという淡水魚」
(講演者)観音崎自然博物館研究員 北村 淳一氏

基調講演2「大森山動物園でのタナゴ保全の意義」
(講演者)秋田淡水魚研究会代表 杉山 秀樹氏

シンポジウム

パネリスト

観音崎自然博物館研究員 北村 淳一氏
秋田淡水魚研究会代表 杉山 秀樹氏
元秋田県鳥獣保護センター所長 泉 祐一氏

コーディネーター

秋田市大森山動物園長 小松 守

シンポジウムの様子

写真:シンポジウムの様子1

写真:シンポジウムの様子2


パネルや、実際のゼニタナゴを展示

写真:パネル

写真:実際のゼニタナゴ

ジャズフェスタ(ゼニタナゴ保全支援チャリティーコンサート)

平成18年度と平成19年度に、動物園の夜の開園時に、「ナイトズージャズフェスタinミルヴェ」と銘打ったチャリティーコンサートを開催しました。
このチャリティーコンサート開催の目的のひとつがゼニタナゴの保全支援活動となっており、コンサート開催により集められた募金を活用して保全池の作成を行っております。

写真:ジャズフェスタ1

写真:ジャズフェスタ2

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?

このページに関するお問い合わせ

秋田市観光文化スポーツ部 大森山動物園
〒010-1654 秋田市浜田字潟端154
電話:018-828-5508 ファクス:018-828-5509
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。


秋田市大森山動物園

各種情報

  • 大森山動物園の沿革
  • 大森山動物園へのご支援をお願いします
  • 大森山自然動物公園(仮称)整備構想および大森山公園整備基本計画
  • 小松名誉園長コラム
  • 大森山動物園活性化企画提案を募集します
  • 大森山動物園活性化企画提案募集(実績紹介)
  • ネーミングライツ・パートナー
  • 愛称・ロゴマークについて
  • ボランティア活動
  • 大森山動物園応援会
  • ゼニタナゴ保全活動
  • 飼育員さんへの質問集
  • 情報誌 コミュニケーション
  • SNSについて
  • リンク

このページの先頭へ戻る

  • 前のページへ戻る
  • トップページへ戻る
表示
  • PC
  • スマートフォン

広告欄

秋田市ホームページに掲載されている広告については、秋田市がその内容を保証するものではありません。

[バナー広告について]

  • 広告:こくみん共済(全労済)COOP 全国労働者共済生活協同組合連合会(外部リンク・新しいウインドウで開きます)
  • 広告:新築・リフォーム・不動産 山建開発(外部リンク・新しいウインドウで開きます)
  • 広告:LINXAS株式会社 お酒買取高価 お酒は20歳になってから(外部リンク・新しいウインドウで開きます)
  • 広告:スマホ買取のリンクサスモバイル(外部リンク・新しいウインドウで開きます)
  • 広告:水のトラブル即解決 あなたに安心安全なくらしを 水道修理のセーフリー(外部リンク・新しいウインドウで開きます)

秋田市大森山動物園

〒010-1654 秋田市浜田字潟端154番地
電話(代表):018-828-5508 ファクス:018-828-5509
  • 動物取扱業に関する表示
  • サイトマップ
秋田市公式サイト

Copyright © Akita City, All Rights Reserved.