麻しん(はしか)について
麻しんは、麻しんウイルスによる感染症です。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。感染力が強いので、子どもだけではなく大人も注意しましょう。予防接種を受けていない方は特に注意しましょう。
感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染があり、その感染力は非常に強いと言われています。
潜伏期間
10日から12日間
感染可能期間
症状の出現する1日前(発疹出現の3日から5日前)から発疹消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)
症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2日から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
予防接種について
特別な治療方法はなく、ワクチンによって免疫力を高めて予防することが重要です。
定期予防接種の対象で、まだ受けていないお子さんは早めに予防接種を受けましょう。
1歳児と、小学校入学前年度の1年間(4月1日から3月31日)のお子さんは、麻しん風しん混合(MR)ワクチン、あるいは麻しん単抗原ワクチンを定期接種(無料)として受けられます。
その他の方は、任意接種(有料)としてMRワクチン、麻しん単抗原ワクチンのいずれかを接種することができます。
今までに、麻しんにかかったことがなく、麻しんの予防接種を一度も受けたことがないかたは早めに接種されることをお勧めします。
医療機関の皆様へ
麻しんは感染症法上の5類全数把握対象疾患です。
なお、臨床症状から麻しんが疑われる症例を診断したら(検査結果が出ていなくても)臨床診断例として、最寄りの保健所へ直ちに報告をお願いします。
市内の医療機関は当課へ発生届のファクス(018-883-1158)をお願いします。
関連情報リンク
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市保健所 健康管理課
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8-3
電話:018-827-5250(感染症・難病担当)
ファクス:018-883-1158
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。