総括表：防火・防災施設に関する指標

防火に関する施設として消防関連施設、避難所・避難場所、および救急防災関連施設の3区分について設備数や施設数を小学校単位に集計し、指標値とした。

消防関連施設として消火栓、防火水槽、消防車数、消防団員数などを学校区別に集計した。このうち、消防車の台数は、管轄消防署の消防車数と学校区内にある消防団の保有する消防車数を合計した数とした。なお、この消防車台数はあくまでも目安であり、実際の火災時に出動する台数とは異なる。

学校区内に指定されている避難所・避難場所を災害種別ごとに利用できる施設の施設数として集計した。また、関連する施設として小学校区内に指定されている福祉避難所、津波避難ビルについても、その施設数を集計した。加えて、津波警報サイレンが設置されているかどうかについても、設置サイレン数を集計し、指標として示した。なお、避難に関連する施設については、その詳細（名称、住所、電話番号、利用可能な範囲、定員など）を別表として各総括表の末尾に付記している。

災害関連施設としては、病院（歯科を除く医院で、診療所および病院・医院）数、地域を管轄する警察署および消防署、自主防災組織数を記載し一覧表にまとめた。病院の中でも救急告示病院は災害時の負傷者の治療に必要な設備が充実していると期待されることから、学校区内のいずれかの地点から最も近い位置にある救急告示病院を記載した。