つむぎすと講座2015
秋田市は、これからの秋田市の市民協働スタイルを作りあげるため、市と市民活動団体、市民活動団体同士、市民活動団体と企業など、人と人を紡ぎながら、助言したり、調整したり、課題の掘り起こしを手伝うといった役割を担うことができる人材として、「つむぎすと」の養成を始めました。
2015年に始まった「つむぎすと講座」は、市民協働の視点などの基本的な知識を学びながら、協働事業の提案をめざす実践的なグループワークを取り入れ、およそ半年間にわたって実施しました。
つむぎすと講座2015の開催状況
受講者
「つむぎすと講座2015」の受講者は30人。20歳から75歳までの幅広い年代の、学生、NPO活動や生涯学習活動、地域活動に取り組んでいる市民、さまざまな分野の市職員と、多様なメンバーが集まりました。
募集方法等については、実施要項をご覧ください。
つむぎすと講座スタート。座学だけでなくグループを組んで話し合いました。
第1回「市民活動団体×行政 ～これでいいのか、市民協働？！～」
平成27年10月15日（木曜日）15時30分から18時30分（市役所正庁）
講師：松下啓一氏（相模女子大学社会マネジメント学科教授）
市民活動団体の描く協働と、行政の描く協働の捉え方の違いを認識し、基礎的知識を学びながら互いを理解し合いました。（公開講座）
第2回「秋田市の地域課題を考える ～わかっているようで、わからない。いろんなこと～」
平成27年10月23日（金曜日）18時00分から20時00分（アルヴェ市民交流サロン）
講師：吉田理紗氏（NPO法人あきたNPOコアセンター理事）
秋田市において抱える課題について話し合い、その課題解決に向けた提案づくりを始めました。
第3回「市民協働事業の実現に向けて見えてきたこと ～わたしのちからと、あなたのチカラ～」
平成27年11月6日（金曜日）18時00分から20時00分（アルヴェ洋室C）
講師：石沢真貴氏（秋田大学教育文化学部准教授）
前回講座であがった課題について、グループで話し合って内容をまとめて発表し、よりよい提案となるよう助言基にさらに検討を重ねました。
第4回「地域を深く知ることは、自分を深く考えること ～なぜ、もし、自分ならを繰り返すことによって～」
平成27年11月24日（火曜日）18時00分から20時00分（アルヴェ多目的ホールA）
講師：小泉秀樹氏（東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授）
協働事例を学び、精力的に活動する市民活動団体の現状を理解するとともに、今後の事業提案の参考にしました。（公開講座）
第5回「自分が何をしたいか考えろ ～人財は集まるものか、集めるものか～」
平成27年12月22日（火曜日）15時30分から17時15分（研修棟第1・第2研修室）
講師：後藤好邦氏（東北まちづくりオフサイトミーティング代表）
何事も一人で始められるが、人が増えたらできることがもっと増えることを実践した講師より、人財がどうやって集まったのか、人財になるためにはについて学びました。（公開講座）
第6回「魅力あるあなたのアキタづくり ～あなたの”アキタ”はどこにある？～」
平成28年1月15日（金曜日）18時00分から20時00分（アルヴェ洋室C）
講師：井東敬子氏（鶴岡ナリワイプロジェクトリーダー）
市民活動団体の特性と行政の強みを活かしつつ、暮らす人が誇れるまちとなるために、自身が持つべき視点を学びました。
第7回「持続可能な活動とは ～"つむぐ"ことから見えるもの～」
平成28年2月2日（火曜日）18時00分から20時00分（アルヴェ多目的ホール）
講師：谷口吉光氏（秋田県立大学生物資源科学部生物環境科学科教授）
「持続可能な活動」とつむぐ立場として必要な視点について学ぶとともに、「つむぎすと」として、それぞれが自分は何をすべきか考えました。
グループごとに協働事業のアイディアをまとめました。
「市民協働事業提案発表会＆つむぎすと修了式」
平成28年2月27日（土曜日）11時00分～12時00分（アルヴェ多目的ホール）
「アルヴェ市民活動フェスタ2016 ～出あい！触れあい！語りあい！～ 」にて、講座で作り上げた提案事業を、市民活動団体も含め市民の前でプレゼンし、多くの市民につむぎすとの存在をアピールしました。
また、受講者有志が「つむぎすとカフェ」ブースを設置し、受講者が作成した提案内容を掲示し、他の市民活動団体が提案に興味をもち、請け負い、実施団体となることを想定し、つむぎすと活動の第一歩としました。
チーム リアリスト
チーム ACSA
チーム OST3
ヤングマン
こもれびジャンクション
人見知り協会設立準備室
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- 〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号(2階)
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