令和7年4月14日の記者会見
市長の記者会見
幹事社:読売新聞、AKT
市長
今日、実質公務のスタートということで先ほど部局長会議を開催し、3点指示をいたしました。そのことについて先に発表させていただいてから各社からのご質問を受けたいと思います。
まず1点目ですが、外旭川地区に関する現行の計画、県の方に提出をされている現行の計画については、本日付けで白紙撤回をさせていただくということで、今日の午後に担当部局から県の担当部局へ、それから鎌田副市長から神部副知事へ並行して申し入れ伝達をさせていただくということにいたしました。本来ですと私が直接まだ任期中の佐竹知事のところにお邪魔をして、その旨申し伝えるべきかもしれませんが、今日、佐竹知事の都合がつかないということと、私も今日の午後立て込んでいるため、事務的に、あるいは副市長から副知事へお知らせいただきます。今日をもって、現行の計画は一旦白紙と、なかったことになるといいますか、そのようにさせていただきたいと思っております。
それから2点目としては、スタジアム整備について、担当部局に、まずは既存のASPスタジアムの改修の技術的な可否あるいはコストあるいは要する期間、こういったものについて庁内で検討できる範囲でしていただきながら、なおかつ専門家の知見ノウハウ、こういったものを活用する必要がある分については、当然予算化も必要だということですのでこういった予算化も含めて対応するよう指示しました。併せて、新設をした場合について、これはまだトータルの金額等が出ておりませんのでこの新設をした場合の整備費用、これはなかなか精緻には出てこないかもしれませんけれども、粗々でも規模によって違いますけれども新設をした場合の整備費用、あるいは活用しうる国の交付金等々、こういったものによってシミュレーションとして秋田市の持ち出しがどの程度になっていくのかということを検討し、示すように指示しました。併せて、新設の場合であっても改修の場合であっても、コストが出てくるわけですけれども、そのコストに対して秋田市の財政の健全性あるいは持続可能性という意味で、どの程度、秋田市としてのその財政負担に耐えられるのかという、スタジアム整備に関する秋田市としての負担上限額、この点についても並行して検討するよう指示しました。スタジアム整備に関してはこの三つ、既存の場合、新設の場合、そしてどちらであっても秋田市としての負担可能額、この3点を検討し、場合によっては予算要求・予算化するように指示しました。
それから3点目は、これは個別の事案ではありませんが、今秋田市の財政は大変厳しい状況になっておりますので、まずはこの新年度予算、あるいは来年度以降に想定している、いわゆるハード整備、一般的に言えば箱物ですが、こういったものについて予算化されているのでやっていきますということではなくて、一旦立ち止まって、そのハード整備が本当に必要かどうかということ、あるいは規模、コストなどを一度再検討・再検証させていただきたいということで、所管部局に一度洗い出しをするよう指示しました。以上3点、今日の部局長会議において指示したことについてご報告させていただきます。
読売
今朝、大勢の職員に出迎えられた時、どのような心境でしたか。
市長
一言で言えば大変恐縮もしましたし、緊張もいたしました。秋田市役所という組織、大変大きいですし、また働いている職員の方々は世代も含めて多種多様、その中の一員として、私もかじ取り役として、この中で仕事を一緒にさせていただけるということも非常に光栄だと思いますし、そのような思いで初登庁いたしました。
読売
本日就任して改めて市長としての決意や意気込みをお願いします。
市長
任期としてはもう一昨日から始まっていますが、事実上、今日がスタート、公務の最初ということで改めてこの4年という時間を市民の皆様からいただけたということに感謝もし、また、大変身の引き締まる思いということで1分1秒1日を無駄にせずに、この時間をしっかりと仕事に邁進をしていきたいというふうに思っています。
読売
本日の午後は立て込んでいるとのことでしたが、どのような予定でしょうか。
市長
就任初日ですので、やはりご挨拶をすべき関係機関等に赴いて、まず私の方からよろしくお願いしますということで、一日も早く円滑に物事が進むようにと思っています。
読売
本日、議員に挨拶する予定はありますか。
市長
この後、議長と副議長には私から出向いてご挨拶をしたいと思っています。
読売
何時頃の予定で、取材は可能でしょうか。
市長
議長・副議長のご意向もあると思いますので、私はそれでも構いませんが、一旦持ち帰らせていただいて、議会側の見解を確認してからということでよろしいですか。
読売
わかりました。スタジアム整備の調査費などについては、6月議会に補正予算案を提案するということですか。
市長
そうなると思います。最短で補正予算を提案するとなるとそこになると思います。
読売
スピード感を持って調査するとのことでしたので6月議会での提出を目指していくということですね。
市長
予算化が必要なものについてはどうしてもそうなると、5月にそのためだけに議会を開いてというわけにもなかなかいきませんので、予算が必要なものについてはそうなると思います。それを要しない段階でできる検討や調査は速やかにやっていくということです。
読売
予算を要しない調査というのは例えばどのような調査がありますか。
市長
当然、市役所の中にも技術的なセクションはありますので、その部分でできる範囲ということは当然ありますし、またそれを超えて様々な専門家の方、建築に関わる民間の方々の知見が必要な部分に関しては予算要求していくことになると思います。
AKT
昨日、ソユースタジアムで選挙後初めてのホーム戦が行われました。鈴木健太氏は劣悪な環境、改修はかなり難しいと新設を改めて強調しましたが、今日時点での市長の考えをお聞かせください。
市長
ソユースタジアムが現行現状において観戦環境として屋根がないということですとか、いろんな設備的な問題において劣悪というかどうか、少なくとも良い状況状態ではないということは私も承知をしております。そこを何とか解決をするための整備をするということも、これは私も同じ思いであります。ただ前々からお話をしているように、これは新設ができれば理想かもしれませんが、そのコスト的なものが全く見えない中で新設ということだけを前提にやるのは、やはり皆様の税金をお預かりしている市民生活に直結する市の立場としては新設だけではなくて、既存の施設の改修というところをしっかりと検討して、それで劣悪な環境が改修によっても解決できるのであれば、それで十分問題ないだろうと思いますので、まずはその検討をさせていただきたいということです。
AKT
先ほど庁内関係者に指示を出したとのことですが、Jリーグ側への挨拶といいますか、話し合いの場の予定はあるのでしょうか。
市長
日にちは決まってはいませんが、私としても今回の選挙の結果を受けて、また市民の皆様のご意向も受けて、Jリーグ側には私としての考えを早期にお伝えをするように、日程を段取りしたいと思っています。
AKT
鈴木健太氏と会う予定はどうですか。
市長
20日から新知事としての任期がスタートしますので、その後、私の方から日程を調整させていただいて早めにお会いしたいと思ってます。
魁
スタジアムについて、先ほど既に部局長会議で早くも指示されたということですけれども、ASPスタジアムの改修について、以前、できるできないという結論を含めてライセンス申請の期限である6月までには出したいと考えているという話でしたが、その考えは今も変わらないということでよろしいでしょうか。
市長
まずはこのあとJリーグの方とお会いして、様々な話になってくるかと思いますが、そのライセンス申請自体は申請する。そして6月から9月までの間の中での様々な確認もあるということもありました。その申請としてはぜひ申請し、またライセンス交付をしていただきたいというのが私の立場ですので、そのことをお願いもしながら、なおかつその改修ということの可否、あるいは可能性ということについては並行して検討し、その結果、6月の申請期限までにしっかりとしたものが出るかどうかという点については、先ほどの専門的な部分に関しては予算が必要だということと併せて考えます。粗々のところで改修しうるというところまでは出せるかもしれませんが、確定的に技術的にということは6月を超える可能性はあると思っています。
魁
全体を含めて、改修の実現可能性、技術的なところとか含めて、全部検討が完了するまでの期間は、どれぐらい必要だと見込んでいるのでしょうか。
市長
必要な期間というよりは、これはまた冬までかけて様々なスケジュールが遅れ込んでいきますので、やはり半年ぐらいで、少なくとも庁内の検討それから必要な庁外の専門的な知見というものを得ながら、秋頃までには一つの結論を出していかなければ、仮にそこから新設となったときには、また新設についての検討となっていきますので、まだそこはこの後、予算の兼ね合いもありますが、私としては半年あたりではないかと思っています。
魁
新設する場合のコストも出すように指示されたということですが、その意図は、改修する場合との比較をしなければ市民にしっかりと伝えることができないという考えでしょうか。
市長
そのとおりです。先ほど新設の場合のシミュレーション、それから秋田市としての財政的な負担上限額の指示をしたのは、まさに市民の皆様にしっかりと情報を提供、開示し、その上で秋田市のオーナーである市民の皆様からどういったご判断をいただけるかと、市議会のご判断もありますけれども、そのためにも、判断材料がしっかり提示されなければ判断できないということですので、改修の場合、新設の場合、どちらであっても、秋田市が財政的にどこまで耐えうるのかという三つについては最低限必要な判断材料だろうということで指示しました。
魁
その最低限必要な情報は、いつまでに示したいと考えているのでしょうか。
市長
先ほどと同じで、粗いものと、専門的な知識知見を得た上でというものと、その辺の段階はあると思いますが、それもやはり例えば新設がトータルでいくらになるのかといったことを、いつまでも、年明け年内までまだ分かりませんとはいきませんので、こういったものを全て半年程度で、その三つのものを出していきたいと思っています。
魁
スタジアムについて、Jリーグ側に改修を検討するという考えを説明する場をできるだけ早く設けたいとのことですが、今月中にその場をセッティングしたいということでしょうか。
市長
今月になるか来月初旬になるか、そこはまだ先方の日程もありますので、私の当面の公務が今週来週と決まっていますので、その後のなるべく早い段階でと思っています。
魁
外旭川地区のまちづくりについて、今日付けで白紙にするとのことでしたが、今後の協議の進め方について改めてご説明をお願いします。
市長
白紙にした上で、卸売市場がまだ改修ということも含めて別途残っていると、あるいはイオンさんによる農地の開発は単体で残っている状態だと私は理解しています。そのような中で関係事業者、イオンさん、あるいは県、それから隣接する卸売市場ということで、これは一旦個別にお会いして、それぞれのお考えをまず伺いたいと思います。これは誰かを挟んでというよりは、私自身が鈴木知事とも、あるいはイオンとも市場とも直接対話をした中で、それぞれのお考えというのをまず一旦聞かせていただいて、そこからどういう組み立てをしていけるのかと。私自身としては商業施設一本槍ではなかなか難しいと思っていますので、かなり大幅なリニューアルが必要だろうと思っています。やるとすればですね、法律を適法に超えていくためにも、大幅にリニューアルする必要があるだろうと思いますので、そういうことができるのかどうか、できるとすればどういう体制でやっていくのかと、ここをまずは個別にお会いした後に考えていきたいと思っています。
ABS
昨日、鈴木健太氏がスポーツ観戦をして、その中でブラウブリッツの岩瀬社長ともお会いしてお話をする機会がありました。市長は、今後、ブラウブリッツと会って話をする機会はあるのでしょうか。あるとすればいつぐらいになるのでしょうか。
市長
日にちを定めたものは、今入っていませんが、これもやはり先ほどイオンさんと同じで、やはり個別にクローズではなくて、しっかりと市役所の中でお会いをしたいと思っています。既に選挙において私は改修を検討したいという考えについては、事前に岩瀬さんにもお伝えはしてありますし、この考え方自体、岩瀬さんとはしっかりと共有されているものではありますが、改めて市長就任後のスケジュール感も含めて、岩瀬さんと一度お会いをした方がよいと思いますので、早めに、今週が無理でも来週とか、そういったタイミングでお会いしたいと思います。
ABS
市役所内で会うのか、それとも出向く形になるのか。
市長
私はどちらでもよいですが、考えます。いずれにしてもあまりクローズな形をとりたいとは思っていません。お会いした際、報道の皆さんにも市民の皆さんにも、オープンな形でご覧いただくかということを考えながら、どこでやるかを考えます。そうなると、市役所で会うのがよいのかと思います。
ABS
岩瀬社長には、改修も視野に検討したいということを伝えてあるとのことですが、それは選挙戦前とか選挙戦中にとか、いつ頃ですか。
市長
この年明けから選挙戦をやっていく中で、公約をそれぞれの候補者が出していく中で、私は改修をまず優先的に検討をすべきだと訴えてきましたので、そういったタイミングでもう既に岩瀬社長にはそういうふうにさせていただきたいと、私はそういう思いだということはお伝えをして理解はいただいています。
ABS
直接岩瀬社長と会って伝えた際には、岩瀬社長は、了承というか、何か返答はありましたか。
市長
様々な形でご指摘をいただいている技術的な問題、スケジュールの問題、ライセンスに関しては、やはりスタジアムの整備完成が、現行の想定よりもさらに遅れることがあれば非常に問題があるという懸念は、おそらくJリーグ側としても、あるいはブラウブリッツとしても一番の懸念だと思いますので、私も改修によって、現行のスケジュールより遅れることは、すべきではないと思いますので、その点はご心配なくということをお伝えした上で、手法としての改修という案も検討させてほしいということをお伝えして理解を得ています。
ABS
近々ブラウブリッツのホームゲームがありますが、観戦する予定はありますか。
市長
今のところはっきりしていませんが、予定としては入っていません。
朝日
平成24年に改修は困難であるという結論が出ているのですが、そこはどのように整理されているのでしょうか。
市長
まず一つは平成24年からずいぶん時間が経過しました。またこの調査は県が主体となった調査でもあります。そしてまた日照権、騒音等々については恐れがある、可能性があるといった表現となっております。そういう意味では調査の時期も、主体も、結果も、多少の曖昧な点を残しつつという部分もありますので、やはり今このスタジアム整備のボールは、図らずとも秋田市にあるという状況ですので、まず秋田市として、秋田市立のASPスタジアムの改修を検討するという以上は、秋田市としての調査検討が当然必要になるので、十数年前の県の調査をもって確定というのは、市の施設を改修することについて、他の自治体の調査をそのまま当てはめるというのはいささか違うのではないかと思いますので、改めてしっかりと検証させていただきたいということです。そして、上下水道管が埋設されていることもありますが、それを全て動かさなければならないのか、そうでないのかも含めて、その前のコストも含めて、そういった課題があるとしても、その課題をクリアできる方法がないのかということも、きちんと検討することが必要だと思っています。
日経
現在、アメリカのトランプ関税に世界が大変振り回されており、県も民間も全国的に、その影響について様々な対応であるとか見解が伝わっています。就任に当たり秋田市として、今後どのように対応するのか考えをお聞かせください。
市長
ちまたで言われているとおり、どうなっているのか、なかなか流動的で読めない状況ですが、もし本当に発動されれば、当然、日本全国、秋田市においても、最初に商売ビジネスに非常に大きな影響が出ますし、その後、じわじわと市民生活にも影響が出る状況になると思っています。関税に関することを秋田市独自に何らかの手立てを講ずるというか、対抗手段を講ずることはなかなか無いですが、そういった影響が出てくる状況が想定されれば、国としても対応すると思いますが、市としても市民生活や事業者の事業継続などに必要な予算対応というのは、いつそのような状況になるのか分かりませんが、最短ではやはり6月議会にそういったことを考えなければならない場面も出てくるかと思っています。
NHK
市長室の椅子に座られて眺めが県庁時代と違うという話がありましたが、県庁職員として働いていた頃と、この今の秋田市役所を比べて、気風というか、職員の同士の雰囲気で何か違いを感じられましたか。
市長
私が県庁に勤めていたときは、まだこの市役所が古い庁舎でしたし、その当時、市役所の職員の皆さんとも様々なやり取りを県職員としてさせていただきましたが、それからずいぶん時間が経ちましたし庁舎も新しくなりました。その当時の職員は既に退職ということもあるかと思います。私としては、当時との比較というよりは、まさに私が、今日初めて市長としてこの庁舎に入りましたし、市役所の職員とも今日からしっかりとコミュニケーションを取らせていただくつもりですので、あまり以前とか、従来というような考えは持っていません。今日から新しい気持ちで市役所の皆さんともしっかりと対応していきたいと思っています。
NHK
選挙戦の中で医療費、給食費の無償化という話が出ていましたが、今日の部局長会議でそのことに関して何か指示したのでしょうか。
市長
そこに関して直接指示は出していませんが、どうしても秋田市の財政の中で現状では何かをやめる、あるいは不要不急なものをちょっと伸ばす、そういった既存の事業の見直しをやっていかなければ、なかなか新しいものができないという財政状況でもあると思っています。私、無償化ということも言ってまいりました。子ども、子育て、若者と、そういったところに予算を充てたいと申し上げてきましたので、そこに充てる予算を作り上げるための見直しのスタートでもあると思っています。
NHK
初登庁式の挨拶の中に「稼ぐ」というキーワードがあり、税収の面で1円でも歳入が増えるようにという話でしたが、具体的にどのようなことをすればそれが実現できると考えているのでしょうか。
市長
大きな財源をすぐに生み出すことはなかなか難しいですが、ふるさと納税制度などをさらに活用できないかということもあるでしょうし、また、様々な公共施設の稼働率、利便性、利用料、利用率こういったものを少しでも向上させていくということもあろうかと思いますし、そういう意味では、いろんな形、ツールの中で、私は1円でもと話しましたが、少しでも歳入が増えるような見直し、知恵、工夫を職員と一緒にやっていきたいと考えています。
NHK
人口が増えない状態で税収を上げようとすると、どうしても増税というイメージがあるが、そういったことではないのでしょうか。新しい税収の稼げるものを探すということでしょうか。
市長
先ほど、税収だけではなく、歳入ということを話しました。歳入は税だけではなく、先ほど言った様々な利用料金も含めた歳入ということになりますので、いきなり利用料金を値上げするという話ではなく、稼働が少し低くなっているものなどを含めて適正な形で見直しをするということです。増税というよりはネーミングライツやふるさと納税など、いろいろな形での歳入を増やしていくと、そういう意図で伝えました。
ABS
箱物のあり方に関してこれから再検証していくとのことですが、市長自身の中で、これはどうなんだろうと思っている具体的な事業はあるのでしょうか。
市長
今は具体的なものはないです。ただ少なくとも今秋田市の財政は、この十数年間で様々な建設事業があり、イニシャルコスト、ランニングコストが非常に大きくなっており、あらかじめ何かをやめるとか、やらないと決めているわけではありませんが、その要否なり規模なり、様々なものの適正性についてしっかりと再検討したいということです。
ABS
市役所の人事について、刷新感というか、新しさをイメージされていると思いますが、例えば副市長や幹部職員の人事に関して今までにないような新しいことを考えているのですか。
市長
私自身は選挙期間においても刷新ということは訴えてきておりません。私が訴えてきたのは、様々な市政課題がたくさんありますので、少しでも早くスタートダッシュが切れる体制でやっていきたいと、選挙の際にも、当選後の取材でも答えてきましたので、ガラガラと新しい体制を組んで、逆にそのスタートが遅くなるようなことはむしろ避けたいと思っています。その上で副市長人事については、本日午前中に両副市長から辞職願をいただきました。私としては一旦お預かりさせていただいた上で、今申し上げたように、まだ不慣れな点もありますので一定期間、市長は新しくなりましたし、市政も新しくなるわけですが、両副市長には一定期間、引き続き私の補佐をしていただきたいとの申し入れをさせていただきました。
ABS
2人の副市長からですか。
市長
2人から辞職願をいただきました。
ABS
市長は出馬表明以前から、秋田市の中心部にある木内百貨店側と対話し、前進させたいと話していましたが、これについて何かビジョンはありますか。
市長
そこで何をやるかという話の前に、そもそもお会いしていただくことですとか、秋田が誇る百貨店でしたので、様々な思いも当然あると思います。今週は無理ですが、来週から私も個別の課題についてしっかり担当部局と時間を取って、詰めていきたいと思っています。それはスタジアムや外旭川だけではなく、秋田駅前の中心市街地の再開発も、これは民間事業者が非常に関わりが深いといいますか、なかなか秋田市が前面に出て全てをリードしていくことは難しいところがありますが、とはいえ今この秋田の観光インバウンドなど諸々含めて基盤、再開発がこのままの状態でというわけにもいかない中で、木内さんともお会いしたいということですので、そこは来週以降、まず私自身の頭の中に今の再開発の現状・課題をしっかりと頭に入れた上でお会いできればと思っています。
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