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令和7年4月30日の記者会見

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ページ番号1046666  更新日 令和7年5月19日

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市長の記者会見

幹事社:読売新聞、AKT

市長
お疲れ様でございます。
定例記者会見は、先月からこういうスタイルに変えさせていただきまして基本的には議会等々がない月も含めて毎月1回は開催させていただくということと、もし重大な何か発表事項があれば臨時でも記者会見をやらせていただきますので、まず最初にご了解いただければと思っております。
その上で、5月9日の臨時議会には、今説明があったとおりの条例案、単行案、人事案をお示しさせていただくということにしております。
今日は私の方からあらかじめの発表事項として5つほど用意させていただいております。
まず最初に1点目ですけれども、今月12日に就任させていただき、3週間目に入りました。ここまでの私の取り組みにつきまして、少し概略をご説明したいと思っております。市役所の各組織、そして関係各所へのご挨拶まわりをさせていただきながら、先週までに各部局の通常の業務の部分については一通りの業務概要のヒアリングを行い、説明を受けました。その中で大変財政状況が厳しいということもあり、事業についての必要な見直し等について、指示をさせていただいているところであります。それから私が選挙の際に掲げた公約についても、庁内でそれをどういうふうに整理していくか、あるいは課題もあるということも含めていろいろな整理整頓を今してしていただいたものも見ながら、今私の方から当然公約の中には比較的短期で実現できるものあるいは複数年、この任期中というようなスパンのものもありますのでそういったものの整理をしながら今各部局にその方向性・スケジュール感、こういったことを具体的に指示をいたしまして、また5月、来月になりますが、その指示をした内容について検討を重ねて事務的にやっていただいたものの打ち返しをいただくということで、臨時の行政経営会議としてやらせていただきたいと思っております。それからすぐに取りかかっていかなければならないものとして、今年度は本市としては5年に1回の総合計画の策定の年であります。まずこの策定にあたっての庁内あるいは外部のいろいろな委員の方々も含めた体制をしっかりと組んでいくということについても確認をしました。その上で私は特に今回若者が主役になっていくまちづくりですとか、地元に就職をしていただくためのいろいろな支援ということも考えてまいりましたので、特に今回のこの総合計画の中では、こういった若い方々のご意見をしっかりといただいていくということにかなり意識を持ってやっていきたいです。私自身も各大学にお伺いしながら、いろいろな話を伺ってまいりたいと思っております。
今年度策定する総合計画の柱・主眼としては、やはり30万都市に向けた社会増ということをどのようにやっていくか。全庁を挙げた様々な施策の分野があるわけですけれども、この社会増を目掛けてどのようにそこに到達をしていくというようなことをもってこの総合計画の体系を組んでいきたいという思いを持っております。というところがまず第1点目としまして私のこの2週間ちょっとの動きということでお話をさせていただきました。
それから既に報道等もありましたけれども、2点目として外旭川のまちづくりの関係、あるいはスタジアムの関係についても皆様にご報告をしたいと思っております。
既にご案内の通り外旭川のまちづくりについては、現行の計画を一旦白紙にさせていただくということで、これは4月14日の初登庁日に既に指示をいたしまして、県そしてまたイオンタウン株式会社の方にもこのことはお伝えしております。
その上で私も当然しっかりとまた私の言葉でもお伝えをしていく必要があろうかと思いますので、来月の8日、木曜日になりますけれどもイオンタウン株式会社の本社を訪問いたしまして、加藤社長にもお会いをして、今回の私の方針をしっかりとお伝えをした上で、今後どういった形があり得るかということについての話し合いをさせていただきたいと思っております。
当然その場で何か具体の話はなかなかないのではないか、そういう意味では仕切り直しのまずはご挨拶ということになろうかと思っております。
それから卸売市場の再整備についてですけれども、私が市長に就任する前に資材費・物件費等様々な費用が人件費も含めて高騰した中で200億円近い整備費用という数字になっており、なかなか全面新築での建て替えが難しいのではないかという状況になっております。
これもスタジアムと同じで改修もあればコストを抑えた新築あるいは新築に近い一部新築とかですね、いろいろなパターンがあろうかというふうに思っておりますので、今月17日には私の方で秋田市卸売市場協会の理事長である鈴木理事長にお会いをしましてお考えをお伺いし、私もご挨拶させていただいて、少し腰を据えて、スピード感を落とすわけにはいきませんけれども複数案を出させていただきたいということをお伝えをしております。
スタジアム整備というものが外旭川のまちづくりから抜けましたので、そういう意味ではスタジアム整備に引きずられて拙速にやるというような事はなくてもいいわけですので、市場は市場としてどういう形が持続可能なあるいは負担可能なこの形になっていくかということをですね、しっかりと事業者の皆さんと複数案を示しながら今後話し合っていきたいと思っております。
それからこの三つをセットでお話するのも今日が最後になるかもしれませんが三つ目のスタジアムについてであります。
これについても既にご承知の通り先日ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長とはフルオープンで会談をさせていただいて、内容については皆様ご承知の通りであります。
その内容をもって先日鈴木知事にもお会いをし、ご説明をしてまいりました。
その上で明日、私の方ではJリーグを訪問しまして、野々村チェアマンとお会いすることとしており、この際にも基本的には先日皆様にご覧いただいた岩瀬社長との会談と同じようなお話を改めて私の方からしっかりとお伝えをするということになろうかと思っております。
それから3点目として、5月1日付けの人事異動についても少しお話をさせていただきたいと思っております。
各部長を始め適材適所で配置をさせていただきました。当然新体制でありますし、また私としても総合計画の策定の年ということもありつつ、様々な事業的な見直しも必要なところ、あるいは攻めの部分でいきますとやはり企業誘致ということもお話をしてまいりました。
そういう意味では、そういった様々なチャレンジとそれからしっかりと継続をしていくという部分についてやっていける体制を適材適所で配置をさせていただいたつもりであります。また女性の管理職については現在18.6%という状況ですけれども、少しでも増やしたいということで18.7%とし、過去最高ということで女性管理職登用にも意を用いて努めました。
また組織的なものでいきますと企業誘致ということでお話をしてまいりましたので、企業立地雇用課の職員を3人増員いたしました。その3人の職員、所管する部長にもお話をしておりますが、秋田市内外を含めてこの地場で頑張っていただいている企業、中小企業の皆さんの所に足を運んで、様々なお話を聞いていただき、その中から県内外の企業さんとのネットワークを探り当てて誘致に向かっていくため、足を運んで現場に行っていただくという意味でマンパワーが必要ということで3人増員いたしました。
それから先ほどのお話に戻りますがスタジアム整備についてはこれまで三位一体の計画ということで、まちづくり戦略室の方でスタジアム、イオンさん、市場ということで3つを抱えていましたけれども、スタジアムについては八橋ということで切り離しになりましたので、これを本来的な部局であります観光文化スポーツ部のスポーツ振興課の方にこのスタジアム整備に関する業務と体制を移管いたしました。現在のまちづくり戦略室からは7名の異動となっております。
それから4点目としては来年度、令和8年度の市職員の採用試験についてであります。本市ではいわゆる移住枠、Aターンの枠を設けておりまして、今年度は4人の職員を移住枠で採用いたしました。これを来年度は募集定員を20名、5倍に引き上げました。
既にホームページ等でその募集要項を公表しておりますが、4名から20名ということで大幅に引き上げました。
また、移住枠の要件ですけれども、この要件も東北の県庁所在地の中で最も緩和しております。こういったことも社会増への取り組みの一つとして、今回私の思いを持って早速そのようにさせていただきました。
それから最後5点目として、来月の24日、25日にはこれが秋田だ!食と芸能大祭典を開催します。毎年やっておりましてこれが8回目となりますが、これをまた開催させていただくこととしております。例年、多数のお客様がいらっしゃっておりますが、10回目か9回目なのかわかりませんけれども、これも少し来年度に向かっては見直し・リニューアルをしていくべき時期かなと思っておりますが、それはまたこの後と考えております。
それから6月14日、15日の2日間ですけれども東北絆まつりとして例年開催をしていますけれども、それを今度は大阪の関西万博の方でやらせていただくということで絆まつりの一員として秋田竿燈まつりも参加をさせていただいて、演技をさせていただくことになっております。
私は秋田市竿燈まつり実行委員長を務めておりますので、私も当然参りますし、また秋田市竿燈会の加賀屋会長ともお話をしながらやはり西日本へのPR、まだまだ竿燈の知名度を上げなければいけないということもありますので、ぜひこれは西日本の方々だけではありませんけれども、全国・海外も含めてPRしながら8月の本祭に繋げていきたいと思っております。
ここまでがあらかじめ用意をした私からの発表事項でありますが最後に、今日お話をしなければいけないタイミングと思いますので副市長の人事についてもお話をしたいと思います。
私が初登庁をさせていただいた4月14日、両副市長からは4月末をもっての辞職願の提出があり、一旦お預かりをしました。その後私からそれぞれお2人の副市長については非常に人格、品格、能力にすぐれた経験も豊富な両副市長ですので引き続きということで慰留させていただきました。その後またお話をさせていただきまして、鎌田副市長については6月末まで補佐をしていただくということで合意といいますか本人の了承、了解を得ました。
それから柿﨑副市長については当面残留といいますか、引き続き、補佐を副市長としての任を担っていただけるということでお返事をいただいております。
そこまでが副市長の人事に関しての私の発表事項であります。

読売
明日のJリーグとの面会ですが、面会自体は非公開と思われますが頭撮りはできるかというのと市長は面会後、報道が来ていれば、囲み取材を受けるかという2点を伺います。

市長
頭撮りはお相手がありますのでこれから確認します。私としては全く頭撮りであれフルであれ構いませんが、お相手の都合があると思いますのでそこはちょっと改めて、Jリーグの方に確認をしてお知らせをするようにいたします。その後のぶら下がりについては、私の方でお受けさせていただきますのでわざわざ東京の方で取材をしていただけるという社があれば、そこは喜んで対応させていただきます。

読売
囲み取材の場所についてはお考えはありますか。

市長
ないですが、Jリーグさんの方を訪問した後ですから、どこか場所を作ってとかこちらで用意して借りてということは考えておりませんので、いわゆる路上でということになるかもしれません。

読売
面会はもしかしたらフルで撮れる可能性もあるということでしょうか。

市長
それは分からないです。私はそれでも構わないということです。ただ、今までも他県・他都市で同じようにご訪問されている例がありますが、私の知ってる範囲では頭撮りぐらいは多分あったと思いますけれども、フルでということはなかった気はします。

読売
スタジアム整備について昨年度、市が事業主体で行うことを提案していてブラウブリッツは了承、県は一旦持ち帰っていますけれども、市が事業主体で整備する方針は沼谷市長のもとでも方針としては変わらないんでしょうか?

市長
私の記憶がもし間違っていれば事務方から訂正してもらいたいのですが、私の認識では3月にそのような提案を三者協議あるいは市議会にも市としてそういうような意向ということでお伝えをしていて、その上でブラウブリッツは了承、県は知事選挙ということもあって持ち帰りということになっていたと思っています。その上で私としては選挙の際からずっと申し上げてきましたが、新設であれ改修であれ整備費用が全く分からない中で主体だけが先に決まるというのは、ちょっと違和感があるなということと、当然私ども市民の代表である市議会の方々、市議会に対しても説明責任を負っておりますので、整備費用、コストが全く見えない状況の中で主体だけ市になりますと決めてしまうというのはある種、議会制民主主義の原則から少し外れるように私は思います。私としては整備主体が市というふうに確定したものではないという認識でおりますし、そのことは県の方にもお伝えをしております。ただ、当然シミュレーションについては、改修なり新設なり、様々なシミュレーションを誰かがしなければ永遠に費用も出ませんし、手法も出ません。その意味では、一旦私どもの方で今の流れを踏まえてそういったシミュレーションのための調査なり、検討は市としてさせていただくということで、その後様々なコスト、課題も出てくると思いますので、それを三者協議に出させていただいてそこからの負担なり主体なりという話になるものと認識しております。

読売
先ほど副市長の人事についてお話がありましたが、鎌田副市長は6月末で退任されるということで、その後新たな副市長について今どんな方を選任するといったことは考えていますか。

市長
今は白紙です。

AKT
スタジアムの事業者に関しての確認なんですけれども、改修の場合であっても事業主体が秋田市以外の可能性もあるというふうなことでしょうか。

市長
可能性としてゼロではないとは思いますが、当然今、秋田市のスタジアムですので秋田市がその主体にならずに秋田市のスタジアムを改修なりするということが行政的にできるかどうかということもありますが、ただいずれにしても主体になるかどうかということと費用負担の話はまた別ですから、そういうことも含めて改修の場合であっても、そこは話し合っていくということなると思います。

AKT
前市長のときには事業主体は秋田市でいくというご判断がございましたけれども、まだ改修の場合はわからないというような状況の中で、どういう状況が生まれれば、県なり、ブラウブリッツに行く可能性というのが出てくるんでしょうか。

市長
それは極めて単純で明快でありまして私の方で部局の方に指示をしているのは、改修案と新設案それぞれのコスト・スケジュール・手法を出してもらいたいという指示と合わせて、どちらの場合であっても我々、市としてはこの後いわゆるゴミの溶融炉の更新ですとか、あるいは卸売市場の建て替えですとか、あるいは学校、様々なものがありますが、市民生活に相当直結する様々な行政サービス維持のための設備投資、建築、改築、こういったものは数百億円単位でこの後待っております。
当然そういったことをやりながら、なおかつ当然プロスポーツの支援というときにどこまで秋田市として財政負担できるか、また、維持管理もそうですけれども負担に耐えうるかと、それはまた改修案、新設案とは別に三つ目の指示として今出しております。
これはたらればの話ですけれども、例えば金沢スタジアムは90億円でできましたと、これは今これからやっていけば200億円かかりますと、そういったときに秋田市が耐えうるかどうか。単純に言うと耐えられない負担は耐えられないわけでありますので、そこもしっかりと出していくということだと思っています。

AKT
公設というところも、民設に変わる可能性もあるでしょうか?

市長
主体がどこになるかによってではないでしょうか。

ABS
市長自身も肌で感じているかもしれないんですけれども、スタジアムに関してはやるなら民間でやれよというかですねクラブが出せよというような世論も結構根強くあるというのはご承知の部分もあるかもしれないんですが、民設つまり民間の方で建てるというのがやっぱり望ましいなというような思いというのもありますか。

市長
私はかなり現実主義者なものですから、例えば民設民営が望ましい、新設が望ましいといった望ましい議論はいくらやってもいいわけですけれども、やはり現実として、例えば今私が申し上げたように、秋田市としても負担の上限、ここまでだったら負担できる、これ以上はちょっと難しいというものはあるのと同じようにブラウブリッツさんであっても、もちろん自助努力をしていただくとしても、ここまでが限界ですという限界点もあるだろうと思います。そういうことを全部抜きにして望ましい話ばかりしていても進みませんので、そこはお互いにブラウブリッツさんにも現実の話としてしっかりと、どこまでが可能なのかということで、それが三者協議の意味合いだと思っていますのでそのような現実的な協議をしていきたいと思ってます。

ABS
となると、ブラウブリッツつまりクラブ側の方には前の市長の段階では積極的な負担・支援っていうのは求めないような考え方でしたけれども、市長ご自身としては一定程度支援・負担を求めたいとは思っていますか。

市長
パターンによると思います。つまり新設なのか改修なのか、改修となってもし市が整備主体で改修しますと言ったときに、維持管理も含めて、それはプロスポーツのブラウブリッツにどこまで何を求めるべきなのか、ということはまた別に出てきますし、全くその新設ということで200億円かけてやっていきましょうとなったときには、これは主体がどこになるかも含めてはっきりしないという状況ですから、そのケースに応じていろいろなパターンがあると思いますが、当然ブラウブリッツの岩瀬さんもそのつもりだと思いますが、いわゆる0円ということはお考えになってないと思いますし、当然現実的な範囲の中ではありますがご努力いただけるものだと思っています。

ABS
改修ということでプランとして上がる際に、市長は早く安くっていうことでおっしゃっているんですけれども、その改修の想定がですね例えば早いけれども高いとあるいは安いんだけれどもスケジュールが遅いというような、一長一短での状況もできる可能性があるかなと思うんですけれども費用を最終的に見極めるのか、スケジュールを見極めるのか、それはどういうお考えですか。

市長
択一では考えていません。基本的には少なくとも今のスケジュールよりも遅れますということは避けた方がいいと思いますし、さらに避けなければいけないのは、新設より高いということ、これは論外になります。そういう意味では新設よりも例えばだいぶ安いが半年少し延びますといったときにそれが話し合う余地があるかどうかという話になるとかなり微妙なところだと思いますので、そういう意味ではコストは至上ですけれどもコストが新設よりも高いということになれば、もうその時点であり得ない議論なりますけれども、スケジュールに関しては、もしそのコストがだいぶ安いとかですね、そういうことが見えてきたときにはまた、私がブラウブリッツさんなりJリーグさんなりに話しに行く場面があるのかもしれませんがそれは先の話だと思っています。

魁
副市長人事の話の中で確認です。鎌田副市長が6月末までで柿﨑副市長は当面ということでしたが、確か柿﨑さんの方は任期満了まであと1年ぐらいだと思うんですけれども、この1年はやってもらいたいと、やってもらう方向で考えてるということでいいんでしょうか。

市長
私がどう考えるかということだけを話しても駄目なので、あくまでも柿﨑副市長のご意思もありますので、そこは未定です。

魁
スタジアムのことについて、先日の鈴木知事との面会の後に鈴木知事も囲み取材に応じて、その中で事業主体は市という前提で話しましたというふうな認識を述べられておりまして、市長の説明だと事業主体については今後の検討次第では市ではなくて、県にももしかしたら働きかける可能性もあるのかなと思うんですけれども、その点鈴木知事との認識がちょっと今の時点では食い違ってるのかなと、鈴木知事はもう市がやるもんだと思っていると思うんですが、その点について市長のご認識はいかがでしょうか?

市長
私の認識は先ほどお話した通りでありますし、また事務的にはお伝えしておりましたので、改めて県の方で担当部局と鈴木知事の方でしっかりレクをしていただければなというふうに思っていますが、当然今までの流れの中ではそういった話で、その3月というのはあったわけですけれども、私も秋田市が整備主体になるということをただもう頭から否定しているわけではありませんが先ほど申し上げた通り、いくらかわからないものを、新設になるか改修になるかもわからないというものを、秋田市が主体でやりますということをお約束をして進んでいくというのは、議会制民主主義に反すると私は思っていますので、その仮定のもとで今、調査なり検討なりをするということはいいと思いますが、確定したものではないというのが私の認識です。

魁
事務方に指示したものの中で市として負担できる上限も探してくださいというふうなものがあったと思いますが、今その試算の作業を進めているところだとは思うんですが市長として今のところ市として出せる上限のイメージのようなものはありますか。

市長
それは私があらかじめキャップをしてお話しする話ではないので今私はそういう数字を持ち合わせていませんけれども、ただずっとブラウブリッツさんにもお話ししてきましたが市の財政状況は本当に厳しいということで、いわゆる財政2基金の残高が一桁になっています。このあと積み戻しがありますけれどもそれでもようやく2桁に戻るというぐらいの話でありまして、この十数年で100億円ぐらいなくなってしまっています。それが良い・悪い・必然といろいろなこともありますけれども、ただ少なくともそういう状況だという前提でどこまで出せるのかというところは、やはりしっかりと秋田市の財政規律が保たれなければ、スタジアムができたけれども財政破綻しますとか、市民サービスに支障が出ますと、これはあってはならない話ですので、そういったことをしっかりと維持できる、財政的にも市民サービスも維持できるという前提でどこまで負担できるかというところを出してもらうようお話ししている段階です。

NHK
Aターンの枠を増やしたというお話がありましたが枠を増やしたというのは、何か他の自治体の例を参考にしてやられたことですか。

市長
ほかの自治体のその採用実績等々の例までは見ていませんが、本市でもいわゆるAターン枠、あるいは社会人経験枠といったところの倍率が、いわゆる新卒の倍率よりも高いと3倍とか4倍というような過去のそういう状況があるということでしたので、ぜひその社会増にも資するという意味では新卒の方の人数をどんどん増やしていくというよりは、社会人やAターン、こういうところにむしろその採用の配分を多くしていった方がいいのではないかということを私の方から指示しまして、その上で東北の他の県庁所在地についてのいわゆる要件を調査した上で要件緩和もあわせてやりました。

NHK
スタジアムですとか、卸売市場ですとかいろんな課題があると思うんですけれども今度は市長としてのまちづくりに当たって何かモデルとされてるとか参考にされてる自治体の取り組み例ですとか、あとは首長としてリーダーとしての姿勢というか取り組みを参考にされてる方とかは、いらっしゃいますか。

市長
まだ私はそのモデル自治体、モデルの首長さんというところを申し上げるほど経験がないのでわかりませんが、ただ少なくとも外旭川の構想を私はまちづくりというふうに申し上げたことは一度もなくて、あれは開発だと思っています。
その開発としての適否があるのであって、そこのまちづくりではないと私は思っていますので今まで一度もまちづくりと言ったことはないです。
やはりまちづくりというのは、点ではなくて面的なものだと思います。そのときにやはりこの秋田駅の中心市街地この部分の開発についてはまだ手付かずの部分がありますのでこういったところはまさに他の自治体と比較をしても秋田市がもっと頑張らなければいけない、民間の事業者さんが中心と言いつつもこの秋田の県都の顔というところをしっかりとやっていくというのは、他の自治体他の街に比べてもまだまだやらなければいけないのではないかと思っていますので、そこに対してのある種使命感といいますか危機感は持っています。

読売
先ほどのスタジアムの事業主体の件で一応3月に市が事業主体であるっていうのは提案して、県は持ち帰ってますけれどもその返答に関しては何か保留させて欲しいとかそういうことは言ってますか。

市長
私の認識では三者協議の場で持ち帰り保留という状態が今の状態だというふうに思っています。その保留された状態の中で市が整備主体ということが確定したものではないということをお伝えをさせていただいたという状況です。
つまり、保留した上で県から何か返事が来てそれに対する回答ということではないです。

ABS
時節柄ですね、PTA総会が行われていて、SNSを中心に話題になったりしていますけれども、市長自身も前年度今年度PTA会長をやられたということを伺っておりますが、PTAの意味とか、どのように捉えていらっしゃるか教えてください。

市長
実はその話は教育長にも少し部局長会議で触れた場面があったのですが、非常に難しい時代になったなというのが私の率直な認識です。私も昨年度のPTA会長で、息子が小学校を卒業したものですから先週その任が終わりましたけれども、私も現場でPTA会長をやっている中でやはり保護者の方々の仕事、家庭、様々な時間の負担ということもあるということ、あるいは今全国にもPTAに加入しないとか、脱会しますというような保護者さんもいらっしゃるということが見られると、これはもう秋田市内の小学校もそういう状況になってきて、市内の小・中学校のPTA活動もだいぶ変わってきて任意になってきたり、活動を縮小したりというふうになってきています。私自身としてはPTAというのは任意ではありますけれども子どもたちのために保護者の方々からお力添えご協力を少しずついただけるということは、極めてありがたいことだと思っていますが、様々な考えの保護者の方々もいるわけです。一番懸念をされるのはおそらくPTAが任意団体でありながら事実上学校の設備ですとか、子どもたちの教育機会ですとか、卒業式の贈り物ですとか、いろいろな負担をPTAがしてきたところが、本来一律にその負担ができなくなるとなりますと、学校としてあるいは市としてPTAにある種善意でお願いをしてきたところの様々な部分をどう補っていくか、カバーしていくかということが課題にはなってくるのかなと思います。一方PTAに必ず入ってくださいみたいな時代でもないので、保護者の方々に強要強制はできないと思っています。

ABS
市長自身から触れていただきました設備のところですね全国的に言うと政令市とか中核市で問題になっていて名古屋は多分もうずいぶん前から話になって、先日河北さんが郡山のPTAが負担していたという手続きをちゃんとしてなかったところを触れてましたけれども、当市においても数年前まで全く手続きがされてないでようやく前年度ほぼほぼ出ているような認識を持っていますが、市長がPTAをされていた小学校に関してもカーテンレール等の物品等に関してのPTA会費の使い方っていうものをやっぱり共通の問題もありますけれどもお金の問題はかなり大きいんじゃないかなと私自身は思ってるんですが、そういうふうにご認識を持ってらっしゃるというような今、受け止めをしたんですがよろしいですか。

市長
そうです。ただそれを今度は市の方で全てやっていきましょうとなると市の財政の問題になりますので今すぐ結論は出せませんが、PTAにやってきていただいたいわゆる負担の部分、経費的な部分というのは縮小していくのは間違いないと思いますので、そこに関する線引き、見直しルールというのが必要になってくると思います。

ABS
今回問題になったところの説明を聞いているとやっぱり何が公費で何が私費なのかっていう明確なあれがないと学校自身が判断していかなきゃいけないか曖昧な感じをしていて、ルールを持っているところは公にしてる市はあるのでそういったことをしないと保護者の方がかなり困惑するんではないかなと思っていますがどうでしょうか。

市長
それはおっしゃる通りだと思いますので教育委員会に他市町村、他県も含めて状況を把握していただいて、必要な改善策をとるように指示をしたいと思います。

河北
明日のJリーグチェアマンとの会談についてなんですけれどもこれはJリーグ側に確認することというのは、どのようなことを考えますか。

市長
当然私の方針、考えを説明しますが、詳細を私から確認することは今のところ想定はしていないです。

河北
改修も検討の一つにあるというところでライセンスが問題ないかというのは特に確認されるご予定はないと。

市長
問題ないかどうかというのは、もし問題があれば、むしろJリーグの方から、それは問題ですねという話があるのではないでしょうか。
まず私としては現状、今まで皆さんにもご説明してきている内容をしっかりとお話しをして、スケジュールに遅れがない範囲で新設を深掘りしながら改修案も新たに検討させていただきたいと説明をさせていただくつもりですので、それをもって直ちにいや難しいですねということになればスタートに立てないということですから、それはそういう結果になればですね、それはそれでぶら下がり取材できちんと皆様にはお伝えさせていただきます。

河北
スタジアム全般に関してですけれども、財政負担とどこまで耐えられるかを検討して耐えられないものは耐えられないというお話もありましたけれどもライセンスとのそのバランスといいますか、そのどちらを重視するんですか、ライセンスを維持することが重視されるのか。財政を重視するのか。

市長
非常にシンプルな話なのですが、自治体の財政というのはその自治体としての住民市民の皆様の税金をお預かりして全ての生命、暮らし、お仕事、これを維持し、支えていくための財政です。
ライセンスというのはいわゆる民間のプロスポーツ側の今のルールであります。ですのでどちらを最優先かという話をもし今お伺いされてるのだとすれば、当然市の財政が優先されます。市民の皆様の暮らしが優先されます。

河北
市の財政に重きを置きながらもライセンスについてもという認識でしょうか。

市長
もちろん財政なり市民生活の安定なり、いろいろなことを維持していくという前提の中で、ブラウブリッツさんに頑張っていただき、ライセンスを交付していただくということについては市としてもやれることは全てやっていきたいとは思ってますが、繰り返しになりますけれども、財政の規律を失ってまでサポートをしていくというのは、したくないというよりもできないということです。

河北
新設の場合のその規模、新設のその検討の仕方についてなんですけれども規模というのは何を基準に5,000人なのか1万人なのか、どういう施設を考えていますか。

市長
それはこれから考えていくことになりますけれども、新設でも、例えば5,000人で拡張可能性を持たせるという形もあるかもしれませんし、それがかかり増しになるとすれば最初から1万人ということもあるかもしれませんが、そこはこれから詰めていきたいというふうに思ってます。

河北
その間の数字はどうですか。

市長
シミュレーションとしては新設の場合はあくまでもどれぐらいかかるかというものですのであまり刻んでいくつも出してもあまり意味がないと思います。5,000人であればいくらで1万人であればいくらで等、この辺は2種類くらい出すと思いますが、7,000人だったらどうでしょう6,000人はどうでしょうというのは、新設の場合にはあまり刻んだものを複数案出すという考えは持っていないです。

日経
スタジアム整備の関連ですけれども市長から度々シミュレーションということでお話を受けておりますが、シミュレーションのスケジュールというのは非常に重要であると、シミュレーションの結果が、やはりその整備計画をどう運ぶかの前提になるのでこちらのシミュレーションはかなりタイトなスケジュールでされるものと思いますが、その進捗についてのご報告とかですね。今後そういった情報発信についてどのようなタイミングでやっていくのが望ましいか市長のお考えを伺いたいのが1点とシミュレーションが進む段階で、上限としていくらかかるのかといくら必要なのかというような予算像が途中で何か出てくる可能性があるのかというこの2点についてお考えをお聞かせいただけますでしょうか?

市長
元々の想定でのスタジアムの整備については今年度は計画を作るという年度に当たっていたと認識しています。ですので今年度何か設計に入るとか、着工に入るとかそういうスケジュールはなかったと承知しています。今私どもの方で新設と改修の案を並行して検討していくというのは、そういう意味では元々想定していたスケジュールの中でやっていけるものだと思っています。ただ、当然庁内でも事務的に複数案で新設と改修とで検討はしてもらっていますが、当然最終的にはやはり、客観性、合理性、納得性という意味である程度専門的な知見をしっかり入れて最終的な確定判断をしなければいけないのではないかと思っています。そうなったときに当然そのための予算措置も必要になりますので、例えば6月議会に外部の知見を得るための予算というものを計上させていただく可能性はあると思います。その場合は当然何らかの選定手続きを経ることになりますので、当然その時間が必要になると思います。また、その途中段階において私からのアナウンスがあるかというのはちょっとまだわからないです。もちろん定例の記者会見のみならず必要な場合があれば臨時でも記者会見をやらせていただきますということは冒頭お話ししましたので、必要があればアナウンスをさせていただきます。もちろん、それがいつになるか本当にあるかどうかは、まだわからないです。
最後に200億円という予算の規模感については外部の方の知見を得ることは必要かもしれませんし、一方で金沢のスタジアムですとか、直近の事例もある中で、非常にアバウトなかけ算、物価の上昇率ですとか資材の上昇率のかけ算であれば、今からだと同じものを作ればこのぐらいだよというのは出せるかもしれませんが、そんなアバウトなものでどんどん走っていってもいいのかということもありますので、そこは少し慎重にやらせていただきたいと思います。

魁
Jリーグとの会談に関して頭取りとか囲み取材の確認するということでしたけれども5月8日のイオンタウンの方に訪問する際にそれも同じく頭取りの可否とか、囲み取材とか、その辺りのご確認をお願いします。

市長
わかりました。確認をしておきます。

ABS
副市長に関して後任は白紙だとおっしゃっていましたけれども結構時間の無い中でだと思うので決め手というか例えば民間からということで考えていくのか、経験ある方を上げていくのか、何かご自身の中で決め手みたいなものというのはあるんですか。

市長
決めてもいませんし全く白紙です。人事に関してはどなたであれ非常にデリケートなことですし、様々なご意向がありますからしっかりとお話しできる段階になればお話ししたいと思います。

ABS
5月9日の臨時会は市長としてはじめてだと思うんですけれども、この場でいわゆる所信表明というんでしょうか、何か冒頭の方でお話されたりとかっていうのは考えはありますか。

市長
臨時会であっても定例会であっても冒頭にお話をさせていただくという形になると思いますが、そのボリュームはこれから考えたいと思います。

河北
スタジアム整備の基本計画は今年度中に作る予定ですか。

市長
全体のスケジュールというところは私も多分遅れないようにということもありますし、また自分として頭にも入れてありますけれども、新設か改修かあるいはその結果いくらかかるかということが全く見えないうちに計画の策定完了まで行くかどうかはちょっとわからないです。全体のスケジュールに遅れがないようにとは思っています。

 

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秋田市役所

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秋田市窓口案内電話:018-863-2222 ファクス:018-863-7284
開庁時間:平日 午前8時30分から午後5時15分まで

法人番号:3000020052019

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