消防総合通信指令システムについて

消防総合通信指令システム

• 119番通報などの緊急通報を受信し、通報内容から災害の種類や規模を判断して、最適な消防隊や救急隊へ出動指令を行います。
• 消防隊や救急隊には無線などで災害の状況や、活動に必要な情報を送信し、出動車両の管制を行います。
• また、警察や海上保安庁など、災害による被害を最小限にするために連携が必要な機関へ連絡を行います。

• 指令センターに設置されている表示盤は70型液晶ディスプレイ3面と46型液晶ディスプレイ4面のマルチディスプレイで構成されています。
• これらの表示盤はタッチパネル式の映像出力制御装置で操作することができ、万が一いずれかの表示盤が故障した場合も任意の表示盤に切り替えることができます。

指令台

• マルチパネル・自動出動指定装置・地図検索装置および各種ボタンで構成されています。
• 119番の通報の受付、災害点・災害種別の決定、出動隊の編成、出動指令、無線連絡などの一連の管制業務を一括して取り扱います。

消防情報共有システム

• 各消防署に設置され、各車両の動態や、活動状況を表示します。

署所指令端末装置

• 各署所に設置され、指令台からの予告指令・出動指令の受令・拡声、および車両の状況の自動受信を行います。

AVM端末装置・署所指令表示装置・カーナビゲーション端末

• 各消防車、救急車に設置され、指令情報の表示・車両動態の登録を行います。
• カーナビゲーション機能を持ち、災害点の表示やGPS・ジャイロセンサーによる車両位置表示を行うことができます。