春のいきもの(3〜5月)
春のいきもの
ニホンタンポポ(エゾタンポポ)
山野の明るい道端や草地に生育しています。切れ込みが多い葉を根元から放射状に出し、3~5月、中空の花茎を伸ばし、直径約4cmの黄色の頭花を1個つけます。
セイヨウタンポポと似ていますが、セイヨウタンポポはヨーロッパ原産の帰化植物で、花は1年中咲き、つぼみの時から外側の細長い片(総苞外片(そうほうがいへん))が下に反り返っています。これに対して、ニホンタンポポは総苞外片が直立(内片に密着)していて、見分けるポイントになります。


カタクリ
早春の頃に山野に群生するユリ科の植物です。花のつく株の葉は2個あり、高さ10~20cmの花茎の先に紅紫色の花を1個つけます。花被片は6個で上方へ反り返り、葯(やく、雄しべの先端)は濃紫色で下に垂れ下がります。地下の鱗茎(りんけい)からでんぷんが取れ、これが真正の片栗粉です。

ヒバリ
日本では一年中いる留鳥(りゅうちょう)ですが、雪の多い秋田では冬に餌を捕ることができなくなるため、南下します。繁殖期には上空を長時間停空飛翔(空中で停止したように見える飛び方)しながらさえずることが多く、人目につきやすい鳥なので、古くから人々に親しまれています。

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