夏のいきもの(6〜8月)
夏のいきもの
ニホンアマガエル
ニホンアマガエルは平地や低山地に生息し、池や水田、水たまりなどに産卵します。体色はふつう緑色ですが、周囲の色に反応して灰色になったり暗い斑紋が目立つ個体がいます。シュレーゲルアオガエルやモリアオガエルの幼体に似ていますが、鼻から鼓膜の後ろまで黒いのが本種の特徴です。

シオカラトンボ
シオカラトンボはよく知られたトンボの代表です。オスが成熟すると白い体が目立ちます。メスや若いオスは麦わら色です。
ただし、春先に見られるシオヤトンボや池沼に見られるコフキトンボと似ています。やや小さくて腹部が広い感じがすればシオヤトンボ、池沼に見られ岸の長い葉に列を作って止まっていればコフキトンボです。

ツバメ
人類依存型野生生物の代表のような鳥で、人家の軒下や屋内駐車場などで営巣します。泥や枯草と唾液を混ぜて巣を作りますが、近年は外壁材等が泥や汚れの付着を防ぐように作られているので、新築の家や建物などで営巣できず、個体数が減少しています。

ゲンジボタル
成虫は6月中旬から7月中旬の夜8時から9時ごろ、約4秒ごとに「ピカー、ピカー」と発光しながら水辺を飛び交います。体長は15~20mmで、赤い胸に黒い十字架のような模様があります。幼虫は安定した流れの比較的きれいな小川や水路に生息しています。

ヘイケボタル
成虫は6月下旬から8月上旬の夜8時から9時ごろ、約1~2秒ごとに「チカ、チカ」と発光しながら水辺を飛び交います。体長は8~10mmで、赤い胸に黒い帯のような縦の模様があります。幼虫は湿地や水田を取り巻く泥底の小川や水路に生息しています。

よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市環境部 環境総務課 地球温暖化対策担当
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎3階
電話:018-888-5705 ファクス:018-888-5703
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。